人を喜ばせるタイミングを:合気道:を通して・・・

こんにちは、いろんな事柄を『合気道』と言うフィルターを通し 説明したり

紹介したりしながら、私が通っている合気道の道場を紹介しております。

ちょっと、変わった視点で世の中を見る ブロガー ちちましゃです。

 

この記事は、お客様などに喜んでいただけるタイミングを武道(合気道)を通して紹介します

いくら良い提案を持って行っても、聞いてもらえず門前払い(T ^ T)

辛いですよね〜〜〜

自分の提案のレベルばかりを上げる事は、適当にして 相手の事を考えて、タイミングで解決しましょう

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contents

1  3つの勝機

2 稽古内容の紹介

3 私生活でも、仕事でも勝機を捉えれば まさに勝ち

4 雑学 富木謙治

 

 

勝機・・・その時、積極的に行動すれば勝てるという機会

     勝負などで、相手を打ち負かせる機会「勝機を見いだす」

 

武道 合気道においても、まさにそのままであり 闇雲に攻撃しても、ただ攻撃を

防いでいても 体力を消耗するだけです。

 

3つの勝機

一つ目は、動作の起こり

     相手が、今まさに 何かを仕掛けようとした時 その片鱗を感じ取り

     攻撃すると有効だと言われております。実際には、後の先ですが、先をとる

     俊敏さが必要です。また、その起こり自身をも 封じてしまう究極の瞬間

     とも言われます。

 

2つ目は、動作の完了

     相手の連続する攻撃 または、必殺技などを巧みにかわし 攻撃が途切れ

     た時、そこにすかさず 攻撃をすると有効だと言われております。

 

3つ目は、動作の反応

     こちらからの攻撃を相手が、受けきった瞬間 身体が固着します。

     また、心理的にも動揺して 身体が固くなる状態

     この時、相手のバランスは崩れやすく 崩してからの攻撃

     するのが、有効だと言われております。

 

しかしながら、わかっていても簡単には このタイミングでの攻撃は難しいものです。

それゆえに、稽古(鍛錬)が必要です。 

                   「どんな稽古してるの???」

 

稽古内容の紹介

私が通う合気道の道場では、

一つ 受け身             「???勝機に関係あるの?」

       『あります』相手の攻撃をかわしたり、受けきれたりと必ずしもできる

        とは限りませんね その度に怪我をしていては 稽古をつづけられま

        んね 護身 まずは、身を守るために受け身の練習は、欠かせられま

        せん。また、本物の技を知るためにも 本物の受け身必要ですね

 

2つ 単独基本動作       「また〜〜?相手居ませんよ?」

        『そうですね(笑)』しかし、たまたま勝機の瞬間

        捉えても、正しい足の動き 有効な手の動きが 出来な

        くては、そもそも有効な攻撃は出来ません

       なので、運足・・・足の進め方 運び方

           手刀動作・・手を刀剣に見立て 正中線を意識して

                 攻撃(技をかける)をする手の動かし

                 方、または、攻撃の払い方

       まずは、単独で習います。

 

3つ 相対基本動作    「やっと相手が出てきましたか〜」

        『お待たせ〜〜』ここでは、相手と対峙し稽古します

       目付け 姿勢 移動 間合い 攻撃のタイミング 俊敏な反応

       手刀による攻撃方・防御方                    統一力の養成(呼吸も含む身体の様々な能力を総合統一した力)

そして、勝機の3つ目に出てきた崩しの稽古 後の先の崩し

   これらを基本に忠実に稽古します。 

 

4つ 形稽古 全体の基本の形として 19本の形

       乱取りの基本形として 17本の形 

       基本形の応用技 いろいろ

       投げの形

       古流護身の形 50本  「えっ!!多っ」

   『安心してください ここでは、いろんなブロックに別れております』

                    「だから安心?」

            『一応・・・』

余談

この古流護身の形の中で、初めの3本 (座り技のブロック)に、

3つの勝機の要素が、含まれてます。

1本目 受けたるを打つ

2本目 起こりを捉える

3本目 突きたるを打つ

 

形とは、相互の約束を持って行われるものですが、定められた技をかけるパターンを

反復練習することによって、技を身につける方法です。

字のごとく、正しい かたち を行う事がたいせつです。

 

私のブログですが、参考に読んで頂ければ幸いです。

「この記事は「形」と パントマイムの共通点について考えてみました」

blog.hatena.ne.jp

 5つ 乱取り ルールの中で、自由意志で試合形式

 

 

 

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私生活でも、仕事でも、勝機を捉えれば まさに「勝ち」

仕事上で、例えるなら 相手をお客様として、

動作の起こり

客の希望・・・起こりを捉えて・・・言われる前に *提案*

動作の完了

客の要望・・・さんざん しっかりと聞いて、言い切った感を捉えて

             すかさず*提案*

動作の反応

こちらから・・・いくつかの具体的な提案をして、お客様が選んでくれた提案を更に

        具体的にテキパキと、『さすが、お客様!!』と褒め称えながら

        契約に    

             「もうちょっと、あっさりした褒め言葉ないの?」

 

:選択の自由・・・二つの選択肢を提示してどちらかを選ばせる;

ノーをイエスに変えることができる 3つのステップより

伝え方が9割/佐々木圭一

matome.naver.jp

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私生活でも

奥様が、欲しいものを 先に用意してプレゼントすれば、喜びも2倍 3倍

                         動作の起こり

奥様の言い分を 言われまくって 我慢して(巧みにかわし😁)聞ききって

   『これからは、こうしようか』と歩み寄った意見を提案

          「我慢できる〜〜?笑」

                         動作の完了

やりたい事を少しずつ言って、巧みな根回しをしつつ 奥様の反応を確認して

タイミングよく(機嫌のいい時)

   『今度、こんな事したいねんけどー』『いいよ〜❤️』

           「こす〜〜〜」       

                         動作の反応

 

何事も、タイミングが大事ですね😀

その時代に合ったものが、ヒットしますね ナウいね〜 ふるっ💢

 

雑学

富木謙治

1900〜1979

明治33年3月15日  秋田県仙北郡角館町に生まれる

 

柔道のように、試合をせず 形・演武のみで 武道の理合(リアイ)タイミングの素晴らしさを見せるのが、合気道の妙味とされている中、

古人が、『実戦の場』で勝つために心血をそそいで「技」をねり、「心」を磨いたようにに・・・今日 本物の技を身につけるためには、どうしても 競技の場が 必要だと

「合気乱取法」を考案し、合気道競技の成立と発展に力をそそいだ方

しかし、合気道界からは、異端児とも呼ばれ かなりのバッシングもあったと聞く

 

もちろん、それにもめげず 自分の信念を貫き通したとの事

提案し、意見も反論も聞き入れて そのすべてが、正しいことですねと 謙虚に受け入れて、時間をかけて研究を重ね 自分の考えも受け入れさせたと聞いております

                 「これって、まさに動作の反応!!!」

         「さすが、良く気づきましたね⭐️』

昔からある、今も通用する いろんな事に通じる手法「勝機」ですね

 

富木謙治先生は、私が 通う道場の現師範 成山哲朗師範の師でもある方であり

植芝盛平先生の弟子でもあり、私が、通っている道場 昭道館 を設立された方でもあります。

また、続きとして いろんなエピソードを書いて見たいと考えてます。

 

まとめ

3つの勝機について、説明させていただきました。

相手の頭の中を想像して、タイミングが大切でしたね!!!

 

そして、どうやって 勝機を掴むか、また生かすか?武道としての稽古法を紹介させていただきました。

 

武道としての勝機 仕事や私生活シーンに合わせ、紹介させていただきましたね

 

最後に、雑学として 富木謙治先生について、どんな人物なのか?少しだけ、紹介させていただきました。しっかり、勝機を掴み 生かせてましたね!!!

 

わかっていても、簡単には、うまく出来ないのが現実です。

でも、意識して 経験を積む事で徐々に、身について行くものです。

人生 常に、長〜い稽古中です。

楽しみながら、稽古を続けましょう。

 

最後まで、読んでいただき ありがとうございました。